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筋膜リリースとは?効果は?
筋膜リリース情報局

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筋膜リリースについて

筋膜リリースとは

筋膜リリースとは筋膜を異常な状態から正常な状態に戻すための技術です。
トリガーポイントを軽めの圧迫やけん引によって筋膜を解放させ、筋膜の癒着凝り固まった状態)を改善、消失させる方法・やり方のことを筋膜リリースと言います。

筋膜とは

「筋膜」とは一言で言うと、筋肉を覆っている膜のことです。(鶏についている、乳白色の薄い皮をイメージしてください)
私達の筋肉は、筋繊維が集合して構成されています。筋肉はイメージしてみると地層のように層になっており、筋繊維の深くから浅い部分まで、それぞれ別々の筋膜で覆われています。筋膜と筋繊維の集合体が筋肉であると言えるでしょう。
筋繊維自体は上腕三頭筋や大胸筋など、それぞれの筋肉でまとまっていますが、筋膜は隣の筋肉に連続して繋がったり、近くの骨や靱帯に繋がることで、身体全体を覆っています。
この連続した筋膜の繋がりのことを「筋膜ライン」と呼び、運動連鎖や関連痛(体の痛み)に大きく関わってきます。

筋膜のしくみ

筋膜のしくみ

上図は、二の腕部分の断面図になります。赤い筋肉の塊の境界線となっている白い部分が深筋膜です。この図では6つの筋肉の境界線のように見えますが、6つそれぞれを深筋膜が覆っていており、隣接していることを表しています。骨も骨膜で覆われています。骨膜と深筋膜も隣接しているわけです。実はこの深筋膜、一枚の膜のように見えますが、体の部位によって構造が異なるのです。

筋膜のしくみ

薄いピンクの層が深筋膜です。一つ前の二の腕の断面図で白くなっていた部分のうち皮膚に近い部分では3層になっているのです。手や足の深筋膜は3層構造となっていますが、胴体の胸やお腹では1枚の膜になっています。このように深筋膜といっても場所によって構造が異なります。

水色の層が深筋膜同士の滑りに欠かせない潤滑剤の働きをします。ヒアルロン酸を多く含んでいます。筋膜同士が滑ることで筋肉の収縮ができるわけです。筋膜は滑るものという認識はとても大切なポイントです。

先に示した筋肉の図のように筋肉の数は膨大です。膜といえば分かりやすいですが、実際はそれぞれを包んでいる膜の構造も複雑です。深筋膜は、筋肉一つ一つを包んでいるものの、部位によっては構造が異なる上に、それぞれの膜同士も繋がっている箇所が多く、シンプルに構造を説明するのは困難です。ですから膜という一枚のペラっとしたものよりはfasciaの原義である帯・包むものの方がイメージに近いといえます。

筋膜リリースは筋膜の解放

筋膜リリースとは筋膜を異常な状態から正常な状態に戻すための技術です。リリースという言葉から「筋膜を解き放つ」「筋膜を離す」といった膜をはがすかのようなイメージをお持ちになるかもしれませんが、異常な状態にある筋膜を正常な状態に戻すために行うのが筋膜リリースです。


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