筋膜リリースとは一言でいうと
筋膜とは、内蔵、神経、血管などを覆いながら支え、全身にネット上に張りめぐらされている筋肉線維のことをいいます。
筋膜リリースとは、硬直した筋膜を伸張させ、筋肉の柔軟性を取り戻しカラダの機能性を整えることをいいます。全身の筋膜を整えることで、身体全体の歪みが調整されやすくなります。
筋膜リリースを知るにはまず筋膜の仕組みを知る
筋膜とは、筋肉をグループごとに分け、筋肉を包み込む薄い組織膜の事です。
皆さんは鶏肉でよく見かけるのではないでしょうか↓↓↓↓
全身に筋肉が存在する上で、筋膜は全身にくまなく張り巡らされており、表層だけでなく
より身体全体の深層を3D的に包み込んでいることから、「第二の骨格」とも呼ばれているそうです。
筋膜はその包み込む部分により、次の3つの種類に分かれています。
・何本もの筋繊維を束ねるように覆っている筋周膜
・筋肉一本一本を包んでいる筋内膜
では、筋膜は私たちの身体にとって、どんな役割があるのだろうか???
・組織同士の間を保護する事で、組織がこすれあうことを防ぐ。
・3種類の筋膜が互いに協力し合う事で、筋肉の動きや力の伝達を支える。
この様に筋膜は私たちの身体や筋肉において、重要で様々な役割を持っています。
しかし、これらの筋膜は、非常に柔らかい組織の為、縮んでしまったり(萎縮)、からまってくっついてしまったり(癒着)する特徴を持っています。
この筋膜がゆがみや緊張することでコリや痛みを招き、全身の筋肉の柔軟性を損ないます。
つまり筋膜が全身の筋肉や体全体の組織をささえるスーツの役割を担っています。
骨はその中心にあり、スーツがゆがむと、骨格も歪んでしまうのです。
筋膜の癒着や緊張はなにをすると起こるの???
日々の生活習慣ややストレス・加齢による体の変化や複合された起因により発生します。
◇生活習慣 (姿勢・太りすぎ・疲れ・睡眠不足・シャワーのみの生活)
◇運動不足・急な激しい運動
◇加齢や偏食よる体内の酸素やコラーゲン等の生きるために必要な組織を生成する能力の減少
◇ストレスによる自律神経の乱れ
上記のようなさまざまな要因で筋膜が歪んだり緊張することで、肩こりや腰痛の痛みの症状が出るという事です。
では、筋膜のゆがみや緊張を改善するにはどうすればよいでしょうか????
それが
筋膜リリース=筋膜の解放 です。
筋膜リリースとは?詳しく解説
筋肉がスムーズに動くためには、それを支える筋膜が滑りの良さを保つことが非常に重要です。委縮したり癒着し歪んでしまっている筋膜を解放し、元の正常な状態や位置に戻すことを“筋膜リリース”と言います。
<ラケットの画像>
筋膜リリースをするとどうなるのか↓↓↓
■血流が良くなることで血中の酸素がくまなく運ばれるようになり、
細胞が活性化する
■筋肉が柔らかくなる
■骨盤や骨格のゆがみがとれ、正常な位置に戻る
筋膜リリースはどうやるの????
近年では筋膜リリースは簡単な器具などを利用したセルフストレッチをはじめ、
プロの施術にも取り入れられています。
いままでは肩こりは肩、腰痛は腰という患部をマッサージしたりすることで改善されると思いこんでいましたが、
筋膜は全身がつながっています。
たとえば、肩こりでも、肩の筋膜によるものではない場合があります。
異なった場所にある筋膜の歪みが影響し、肩こりを作っている場合があります。
つまり痛みの原因となる筋膜の緊張や癒着はその部位とは限らないという事です。
その痛みをひきだす原因をトリガーポイントといいます。
ということは、やっぱり全身の筋膜を調整し解放することが、痛みやコリの解消につながるんでしょうか?
当WEBサイトでは筋膜リリースのセルフストレッチの方法とプロの施術が受けられるお店を調べて、随時更新していきます
★自分でやる筋膜リリースについては↓
※筋膜リリースをおすすめしない方!
効果があって痛くない筋膜リリース。「私もやりたい」と思う方も多いと思いますが、筋膜リリースは骨や血管にも圧がかかるため、下記に該当する方には筋膜リリースはおすすめできません!
気になる方は専門家に相談してみてくださいね。
部位別 筋膜リリースの方法
★プロに施術してもらうには↓
★筋膜リリース=筋膜はがしと呼ばれることもありますが、実は違うようです。↓