筋肉リリースをする方法
筋膜とは?どんな効果があるの?が分かったところで、では「どのような筋膜リリースの方法があるの?」と、思ったのではないでしょうか?
筋膜リリースの方法はいくつかあります。
セルフケア
身体をひねったり、ゆるやかな力で圧迫しながら患部を引き伸ばして行く方法。
セルフケアで大切なことは痛みを感じない位ゆるい力で行うこと!
強すぎる力で行うと筋膜を傷つけてしまう恐れがあるので、気を付けてください。
筋膜リリースについての書籍やDVDなどはたくさん出ています!手軽に始められますね。
ポーズや手で行う、フォームローラーなどでも忙しくてできない!という方には、塗るだけの手軽な筋膜クリームがおすすめ。もちろん他のセルフケアとの併用もOK!効果倍増です。
プロの施術を受ける
自分なりに調べてやってみても、「力加減や体勢はこれで正しいのかな?」なんて不安になったりしますよね。そこで一度プロの力を借り、施術を受け、自分の体のトリガーポイントやセルフケア方法などを教えてもらいましょう!一度ポイントを掴めばセルフケアがより効果的に!施術院によっては専用の器具を使ったりもするようです。
2)生理食塩水を注射する
筋膜に異常がある箇所は水分は不足しています。超音波診断装置(エコー)で探し、ダイレクトに生理食塩水を注入します。
3)鍼治療
触診またはエコーで異常部位(トリガーポイント(リンク)など)を見つけ、そこに鍼治療を行います。硬くなった筋膜に鍼を刺すことで一時的に筋膜を壊し、出血。血流が増すことで柔らかくなります。壊した箇所は新たに正常な筋膜が作られるので痛みの元がなくなります。
トリガーポイント療法を専門に行う鍼灸院も多くなりました。
自分で筋肉リリースをする方法
筋膜リリースの目的は、筋膜のねじれや、よじれを元に戻し、筋と筋膜の正しい伸張性を回復し、筋肉が正しく動けるように回復することにあります。
ストレッチは一定の方向に伸ばすことを意味しますが、リリースは一定方向ではなく、さまざまな方向へ解きほぐすことを言います。
自分で行うセルフ筋膜リリースは、従来のストレッチと比較して、よじれてねじれた筋膜をやさしくほぐして整えていく非常に穏やかな方法です。慣れるまでは20~30秒くらいから始めて、慣れてくれば90秒以上のリリースを行うようにします。リリース後は組織内に蓄積した有害物質を流し去り、不快感を緩和するために常温の水をコップ1~2杯飲むようにしてください。
筋膜リリースをおすすめしない方!
効果があって痛くない筋膜リリース。「私もやりたい」と思う方も多いと思いますが、筋膜リリースは骨や血管にも圧がかかるため、下記に該当する方には筋膜リリースはおすすめできません!気になる方は専門家に相談してみてくださいね。
部位別 筋膜リリースの方法